関東風厚焼き玉子・関西風だし巻き玉子
子どもからお年寄りまで大好きな玉子焼き。
いろんな場面で登場する玉子焼きは、レパートリーも豊富でおいしいものが多く、朝食のおかずやお弁当にもほぼ必ず入っていますよね!
また、簡単なようでおいしく焼くのは難しい・・・という声も聞く玉子焼き。
今回は、関東と関西の玉子焼きの違いを簡単にまとめて、甘くて焼き目のついた関東風厚焼き玉子とお出汁たっぷり入った甘みのない関西風だし巻き玉子の二種類の本格的な玉子焼きの作り方をおしえちゃいます!
冷めてもおいしい「関東風厚焼き玉子焼き」と
焼き立てを食べたい「関西風だし巻き玉子焼き」
上手に焼くPOINTは4つ‼
【POINT1】
卵と、合わせ出汁は別々に合わせる!
【POINT2】
玉子焼き器は強火で熱し、油をなじませる
【POINT3】
卵液は薄く流しいれ、中火で素早く焼く!
【POINT4】
卵液が半熟のまま奥から手前に巻く
「関東風厚焼き玉子」の作り方
ほんのり甘くて焼き目がついた玉子焼き
材料 (作りやすい分量)
卵・・・・・・・4個
だし汁・・・・・70ml
|
醤油・・・・・・小さじ2
砂糖・・・・‥大さじ2.5
作り方
※Point!砂糖は溶けにくいことから別々のボウルに合わせて最後に卵と合わせる。
①Aをボウルに入れてよく混ぜ合わせておく
②卵を溶きほぐし①の合わせ調味料と混ぜ合わせる
③熱した玉子焼き器に油をなじませ②卵液を4~5回に分けて巻きながら焼く。
④食べやすい大きさに切って盛り付ける
卵が半熟のうちに巻く、これがPOINT!
水分があって柔らかく、卵の味がすること。
それを叶えるためのpointはただひとつ、半熟のうちに作業を行うことです。
極端になりますが、火を入れてはいけない素材なんです。
だからこそ、巻くのはまだ半熟のうちに思い通りの形に巻いて、また、形が少し崩れた場合には最後に鍋の中で整えたり、巻きすで巻いて形を整えることもできます。
余熱で卵同士がくっついてくれるので、食べるころにはちょうどよく固まって、
ジューシーに仕上がるんです。
「関西風だし巻き玉子」の作り方
ほんのり甘くて焼き目がついた玉子焼き
材料 (作りやすい分量)
卵・・・・・・・4個
だし汁・・・・・120ml
薄口
|
醤油・・・・・・小さじ2
塩・・・・・・・少々
作り方
※Point!砂糖は溶けにくいことから別々のボウルに合わせて最後に卵と合わせる。
卵が半熟のうちに巻く、これが極意!
①Aをボウルに入れてよく混ぜ合わせておく
②卵を溶きほぐし①の合わせ調味料と混ぜ合わせる
③熱した玉子焼き器に油をなじませ②卵液を4~5回に分けて巻きながら焼く。
④食べやすい大きさに切って盛り付ける
- どんな状況で食べるかで味付けをかえるといい
ここで紹介した二種類の玉子焼きは、「焼きたてを食べたい」、「冷めてもおいしい」というフレーズを使いました。
そして、卵に加える調味料や焼き方によって違いがあるということです。
★アレンジ編
①少量のマヨネーズと小麦粉を加えると、柔らかくてジューシーな玉子焼きが出来上がります。(マヨネーズがコクを深め、小麦粉が形崩れを防ぐ役割をしてくれます)
②だし巻き用の卵液に少量の片栗粉を加えると形のきれいなだし巻き玉子ができます。
日本は地域ごとに食習慣が異なっており、味付け、焼き方、玉子焼きに添えるものも各家庭によって違いがあって、それぞれのおいしさが楽しめますよね。
やはり一度は本格的な違いのある二種類の玉子焼きを作ってみてはいかがでしょう。
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